MINOWA FACTORYでは、ロードスターパーティレースに参戦するレース車両製作を行っています。
私たちが大切にしているのは、単にレース規定に合わせて部品を取り付け、「レースに出られる車」を作ることではありません。
実際にレースへ参戦し、自分たち自身がその車両を走らせ、現場で感じたことを次の車両製作にフィードバックする。この繰り返しによって、ロードスターのレース車両を製作してきました。
ロードスターパーティレースというイコールコンディションで競い合うカテゴリーだからこそ、車両製作のわずかな違いが走りに影響します。そして、その違いは必ずしも高価なパーツを取り付けることだけではありません。
ボルトの締結。
補強部品の位置。
ロールケージの組み方。
車体との接合方法。
各部のクリアランス。
車両全体の重量バランス など。
そして、車体全体を一つの「箱」として考えること。
私たちは、こうした一つ一つの積み重ねが、レース車両としての完成度を左右すると考えています。

MINOWA FACTORYが作るカップカー
ロードスターパーティレースのカップカー製作では、レース規定に沿って必要な装備品を取り付けていきます。しかし、同じ部品を使い、同じように組み付けたとしても、完成した車両が全く同じになるとは限りません。それは、「どのように組み付けるか」によって車両の仕上がりが変わるからです。
MINOWA FACTORYでは、これまでのレース活動や車両製作を通じて培ってきた経験をもとに、簡単な部品交換だけではなく、車体全体のバランスを考えながらパーティレース車両を製作しています。
特に重要だと考えているのが、車体の剛性です。

ロードスターの車体は、さまざまな部品が組み合わさって一つの構造体となっています。
そしてロードスターは、オープンボディーという特殊な車体構造を持っています。
そのため、ロールケージや補強部品も「規定されているから取り付ける」という考え方だけではなく、「この部品を車体のどこに、どのように接続することで、車体全体としてどう動くのか」という視点で考え、製作しています。
レース参戦から生まれた製作ノウハウ
MINOWA FACTORY自身がロードスターパーティレースに参戦していること。
これが、私たちの車両製作における大きな強みです。レース車両は、工場の中で完成した時がゴールではありません。
実際にサーキットに持ち込み、
走らせ、
タイヤを使い、
車体に負荷をかけ、
ドライバーが車の動きを感じる。

そこで初めて分かることがあります。
「ここはもう少し剛性が欲しい」
「この部分の動きが気になる」
「この取り付け方なら車体への入力をもっとキレイに受けられる」
「この方がアクセルを早く開けられる」
そういった実戦で得た経験を、次の車両製作に反映しています。
つまり私たちは、
パーティレース車両を作って終わりだけではなく、自分たちがレースで使うことで、その車両製作をさらに進化させています。
これがMINOWA FACTORYのロードスターパーティレース カップカーの製作です。
製作の流れ STEP01|ベース車両の入庫

まず、お預かりしたロードスターの状態を確認します。
新車・中古車を問わず、レース車両として製作する前に、車両そのものの状態を確認します。
ボディーの状態、下廻り、各部の取付け状態を確認、試走などを実施し、製作を始める前の車両状態を把握します。

ここで重要なのは、
「これから部品を取り付ける車」ではなく、「これから一台のレースカーを作るんだ」という意識を持つこと。
だだの車として見るのではなく、レース車両として見ることです。
STEP02|車両の分解・製作準備
レース車両の製作では、必要な部品を取り付けるだけではありません。
作業性や取付精度を考えながら、必要な分解をしていきます。
一つ一つの作業を丁寧に行い、後の工程で確実に作業できる状態を作ります

STEP03|ロールケージの製作・取付
カップカー製作において、特に重要な工程の一つがロールケージです。
ロールケージは安全装置としての役割だけではありません。車体へ適切に接続することで、車体の剛性にも関係してきます。
だからこそ、
「ただ規定通りに取り付ける」
だけではなく、
「車体全体の構造を考えて取り付ける」
ことを大切にしています。

取り付け位置、接合部分、各部との関係やクリアランスなどを確認しながら、
一台一台製作していきます。


STEP04|車体の剛性を考えた製作
レース車両製作で、私たちが特にこだっわっている部分です。
同じ部品でも、取り付け方によって車体への力の伝わり方は変わります。
ロードスターのボディーを一つの「箱」と考え、
どこから力が入り、
どこへ力が伝わり、
車体全体がどのように動くのか。
そこを考えながら各部を製作していきます。
もちろん、レース車両には規定があります。
その規定の中で何ができるのか。
そして、車両としての完成度をどこまで高められるのか。
ここに、私たちの製作ノウハウがあります。

もちろん、これまでのレース活動の中で培ってきたノウハウのすべてを、ここで公開しているわけではありません。
実際にレースへ参戦し、車両を作り、走らせ、試行錯誤する中で見つけてきたものだからこそ、簡単には文章にできない部分もあります。
それは、MINOWA FACTORY がレースに参戦し続ける中で積み重ねてきた、大切な経験の一つです。
ただ、決して特別な部品を使っているということではありません。
同じ部品を使っても、どう考えて、どう組み合わせ、どう仕上げるのか。
その一つ一つの積み重ねが、私たちの車両製作の違いだと考えています。

さらに、ロールケージパッドの巻き方にも、こだわりを持っています。
メインロールバーアーチには継ぎ目がありますが、極めて目立たないように仕上げています。
さらに、足元に伸びるサブロールバーは継ぎ目なしで仕上げています。
これは非常に難易度の高い作業です。
ロールケージの剛性だけでなく、見た目の仕上がりにもこだわっています。
ロールバーパッドの継ぎ目のカット部分も長さを揃え、できるだけ綺麗で整った仕上がりになるように製作しています。
『神は細部に宿る』という言葉があります。
レース車両の製作においても、私たちは、まさにその通りだと考えています。
見えない部分や細かな部分まで手を抜かず、一つ一つの作業を積み重ねることが、最終的な車両の完成度につながると思っています。


STEP05|レース装備品の取り付け
ロールケージだけでは、カップカーは完成しません。
レースに必要となる各種装備品を取り付けていきます。
バケットシートや6点式シートベルトを取り付けます。
6点式シートベルトを固定する股下のアンカーボルトについても、JAFの規定に準じた取り付けを徹底しています。
レース規定に適合していることはもちろん、安全性と使いやすさも考えて製作しています

ここで大切なのは
「付いていればいい」ではなく、「実際にレースの基準に合っているか」そして、「レースで使いやすいか」
ということです。
サーキットでは、一般の街乗りとは全く違う環境になります。
限られた環境の中で整備することもあります。
そのため安全性にも徹しながら、メンテンス性や整備性も考えながら製作しています。


STEP06|各部の最終確認
一通りの製作が終わったら、各部を確認します。
取り付け状態。
締結状態。
シート。
シートベルト。
各種レース装備品。
そして車体全体。
レース車両は、完成した見た目だけでは判断できません。
実際にサーキットで使うことを想定し、何度も何度も、一つ一つ確認していきます。

一通り確認が済んだら下廻りから、ロールバーバッドの当て板と、シートベルトアンカーの当て板に、錆止めの塗装をします。錆びやすい部品ではありませんが、防錆処理を行い、見た目も含めてキレイに仕上げています。
また、レース車検の際にも、各部の状態が確認しやすいようにしています。
STEP07|車両のセットアップ・4輪トータルアライメント
車両製作後、ご希望に応じて走るためのセットアップを行います。
レース車両として完成させるためには、車両を組み上げるだけでは十分ではありません。
タイヤがどのように路面に接地するのか。
車体がどのように動くのか。
サスペンションがどのように動くのか。
メインに走行するサーキットはどこなのか。
どのくらいのタイムで走りたいのか。
こうしたことを考えながら、車高やアライメントなどを調整していきます。

特にアライメントは、単純に数値を合わせるだけではありません。4輪トータルアライメント機器を使用し緻密に調整します。実際にサーキットを走ることを前提とした車両として仕上げていきます。お客様と相談しながら、主に走行するサーキットや目標タイムなどを考慮し、車両のセットアップや走り方についてもアドバイスしています。

※車両製作後のサーキット向けセットアップおよび4輪トータルアライメントは車両製作費とは別料金となります。
ご希望の場合は、車両製作と合わせてご相談ください。
STEP08|完成
そして、一台のロードスターがレースを戦うための車両になりました。

外から見ると、普通のロードスターとそれほど変わらないように見えるかもしれません。
でも、この一台を作るために
車体の全体を確認して、
必要な部分を分解して、
ロールケージを取り付けて、
レース装備を組み込みんで、
車体全体のバランスを考えながら仕上げていきます。
そして最後はサーキットで走る。
そこまでやって、初めて一台のレース車両が完成したと考えています。
私たちは「安く作る」ことを目的にしていません。
ロードスターのレース車両製作について
MINOWA FACTORY のパーティレース車両製作は、価格だけを比較すると決して安いとは言えないかもしれません。
それには理由があります。
私たちは、単純に部品を取り付けるだけの仕事として、レース車両を製作しているわけではないからです。
一台の車両を製作するために、これまでのレース経験と車両製作の経験を投入しています。
実際にレースへ参戦して、
実際に車を走らせて、
実際に車両を使って、
そこで感じたこと、分かったことを、次の車両製作へ反映しています。
同じ部品を使っていても、
どこに取り付けるのか。
どう取り付けるのか。
車体全体としてどう働かせるのか。
そこまで考えて製作しています。
だから、単純な作業時間や部品代だけを比較すれば、安いとはいえないかもしれません。

私たちが目指しているのは
「一番安いレースカーを作ること」 ではありません。
「実際にレースで安心して使える、完成度の高い車を作ること」 を大切にしています。
価格の違いは、単なる作業時間の違いではなく、「これまで積み重ねてきた経験とノウハウの違い」だと考えています。
その中には、実際にレースを走らせなければ分からなかったことや、試行錯誤を繰り返す中で身につけてきた、言葉では説明しきれない部分もあります。
「オーナーが安心してサーキットへ持ち込み、長くレースを楽しめる、完成度の高いレースカー」
そして何より、
自分たちが実際にレースで戦いたいと思える、ロードスターパーティレース車両をお客様にも提供すること。
それが、MINOWA FACTORY のカップカー製作に対する考え方です。
レースに参戦しているから、製作も進化する。
レース車両は、完成した瞬間がスタートです。
サーキットを走れば、車両には大きな負荷がかかります。
レースに出れば、また新しい発見があります。
車両を走らせれば、新しい課題も出てきます。
それをまた考えて、改善する。
そしてその経験を次の車両製作に活かす。

レース参戦 ⇒ 経験 ⇒ 改善 ⇒ 車両製作 ⇒ またレースへ
この繰り返しが、MINOWA FACTORY の製作ノウハウになっています。
実際に走り、
実際に車両を走らせ、
実際に修理し、
実際に改善する。
その経験を、次の一台へつなげるための大切な場所です。
私たちのレースサポートにおいても、サーキットごとにセッティングのノウハウが充実しています。それら膨大なデータを、お客様の車両へフィードバックすることも可能です。


あなたのロードスターでレースを始めたい方へ
これからロードスターパーティレースへ参戦してみたい。
すでにロードスターを所有していて、パーティレース車両にしたい。
せっかくレースをするなら、きちんとした車を作りたい。
実際にレースへ参戦しているショップに製作を任せたい。
そんな方は、ぜひ一度 MINOWA FACTORY へご相談ください。
どんな車両を作りたいのか。
これからどんなレース活動をしていきたいのか。
そういったことをお聞きしたうえで、一台一台に合わせて車両製作をしていきます。
私たちが作るのは、ただのロードスターではありません。
実際にサーキットを走り、レースを戦うためのロードスターです。
MINOWA FACTORY は、ロードスターパーティレース車両製作にこだわっています。
「走るためのパーティレース車両を、一緒に作りましょう」
株式会社MINOWA FACTORY
ロードスターパーティレース車両製作

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